犬をお迎えする前に用意するべきアイテム!季節ごとに必要な飼育用品も合わせて解説

犬を初めて飼おうとしているので、お迎え前にある程度準備しておきたいと考えている人も多いと思います。

  • 飼育用品は何を揃えれば良いかわからない…
  • シーズンアイテムが何があるかわからない…

上記のような悩みを抱えている人を対象に、この記事では犬をお迎えするにあたって必要なアイテムを紹介します。

また、お迎え後に用意した方が良いアイテムや季節ごとのアイテムも合わせて紹介します。

ペットショップで5年程働いていて、実際にお客様に案内していた物なので、ぜひ参考にして下さい。

著者情報(山本たけし):トリマー専門学校卒業。トリマーとしてペットショップで4年ほど働き、生体の販売員としても2年ほど勤務。愛玩動物飼育管理士やJKCトリマーB級、JKCハンドラーC級

愛犬のお迎え前に必ず必要な飼育用品

犬をお家にお迎えする前に必要な飼育用品は下記の4つです。

  1. 犬用サークル
  2. 給水機
  3. トイレ
  4. 犬用のウェットタオル

①犬用サークル

犬をお家にお迎えした際に最初の居場所になるアイテムです。

サークル内が自分の過ごす場所として覚えれば、家の中でリラックスすることができます。

また、トイレや無駄吠えのしつけにも利用します。

②給水機

市販のペットボトルを装着して、舐めると水が出てくるタイプがおすすめです。

なぜなら、お皿であげるとお留守番中にひっくり返して水が無くなる可能性があるからです。

また、水を犬がかぶってしまい濡れると風邪などの体調不良の原因になります。

③トイレ

トイレのしつけの為にもサークルに入るサイズにしましょう。

また、ペットシーツがむき出しのタイプではなく、メッシュ状のカバーが取り付けられるタイプがおすすめです。

理由は、ペットシーツで遊んで破ってしまう可能性があるからです。

中の高吸水ポリマーを飲み込んでしまうと、胃の中の水分を吸ってしまいます。

すると脱水症状や消化不良をおこしてしまいます。

④犬用のウェットタオル

生後半年位までシャンプーができません。

なぜなら、混合ワクチンと狂犬病の予防接種が終わってないからです。

それまでは、犬用のウェットタオルで体を綺麗にしてあげましょう。

長毛種の場合はパウダータイプのドライシャンプーもおすすめです

すぐ必要ではないが、後で必要になる飼育アイテム

すぐに必要ではありませんが後々必要になる愛犬用の飼育用品は下記の2つです。

  1. キャリーバッグ
  2. 犬のお手入れグッズ

①キャリーバッグ

犬を動物病院へ予防接種に連れていく時に必要です。

他にもトリミングやちょっとしたお出かけの際に必要になります。

サイズは犬が後々大きくなることを考えると少し大きめを用意すると良いでしょう。

また、一生物ではなく、ある程度で買い替えることが多いです。

そのため、最初は安くて小さいサイズにして、犬が成長したら大きいサイズに買い替えるのもおすすめです。

②犬のお手入れグッズ

家に慣れて犬とコミュニケーションを取れるようになったら必要になります。

具体的には下記のアイテムを用意しましょう。

  1. 耳掃除用品
  2. 歯みがき用品
  3. 爪切り用品

また、長毛種や抜け毛の多い犬種はスリッカーやコームなどのブラシも必要です。

すぐに買わない方が良い犬の飼育アイテム

すぐに飼わない方が良い愛犬用アイテムは下記の3つです。

  1. 首輪
  2. リード・ハーネス
  3. ごはん

①首輪

首輪は大きくなってから飼わないとすぐにサイズが合わなくなります。

また、生後半年までは予防接種が終わってないので基本的には外出もできません。

なので、脱走のリスクも低くノラ犬に間違えられる事もないでしょう

②リード・ハーネス

これらのお散歩グッズも予防接種が終わってないので必要ありません。

混合ワクチンと狂犬病の予防接種が終わってから用意しましょう。

③ごはん

ごはんはお迎え時となるべく同じものが好ましいです。

好き嫌いのある子の場合はごはんが変わると食べなくなる可能性があるからです。

事前に準備するのではなく、お迎え時に何を食べているか聴いて、同じものを買いましょう。

夏場にあると便利なアイテム

夏場にあると便利なアイテムは下記の2つです。

  1. ペット用アルミパネル
  2. 除湿器

①ペット用アルミパネル

熱伝導率の高いアルミ製のひんやりするパネルです。

電源不要なので経済的に使えます。

代用品として、凍らせたペットボトルにタオルを巻いてサークルに置くと良いでしょう。

ただし、ペット用ではない市販の保冷剤はやめて下さい。

中のジェルを誤飲してしまう可能性があります。

②除湿器

サークルの置き場所や部屋の場所によっては湿度対策が必要です。

湿度が高いと暑さが増すのはもちろん、カビの原因になります。

カビが生えると気管を悪くしたり、間違って舐めてしまう子もいます。

冬場にあると便利なアイテム

冬場にあると便利なアイテムは下記の2つです。

  1. ペット用パネルヒーター
  2. 加湿器

①ペット用パネルヒーター

コンセント式であたたかくなるパネルです。

ペット用はコードを噛まれても壊れないようにカバーが頑丈なので、ペット用を使いましょう。

代用品としてペットボトルにお湯を入れてタオルを巻いた湯たんぽです。

ただし、持続時間が短いのでパネルヒーターがおすすめ

②加湿器

夏場と同様に湿度にも気を配りましょう。

空気が乾燥すると、ウイルスや菌の活動が活発になります。

特に子犬のうちは病気に対する免疫力が低いので、加湿をしてあげて下さい。

まとめ・終わりに

今回は犬を飼育する上で必要なアイテムを時期や季節ごとに解説しました。

お迎え前に必要なアイテムはもちろん用意が必要です。

ただし、お店や通販サイトを見ていると、あれもこれも魅力的に見えてしまい、余計な物まで買ってしまうでしょう。

首輪やハーネスはすぐに買っても、使う頃にはサイズが合わなくなります。

また、キャリーバッグやお手入れグッズは、すぐに必要にはならないのでゆっくりと気に入るものを選んで下さい。

ただし、季節ごとの飼育グッズも紹介しましたが、必ず必要という訳ではありません。

しかし、子犬の時期は特に気をつけなければ病気の原因になってしまうので、ぜひ用意してあげて下さい。