スコティッシュテリアの大きさ(体高)や重さはどれぐらい？小型犬では重量感のある犬種
スコティッシュテリアの体高や重さなどの大きさについて紹介します。
体高はそれほど高くありませんが、がっしりした筋肉質な身体のため、体重は一般的な小型犬の中では重めです。
犬の大きさは体重と体高
人間の場合、大きさを表現する際に身長と体重が用いられます。
それに対し犬の大きさを表す際に指標となるのが、体高と体重です。
体重は人間と同じですが、体高という身長と異なる概念が用いられます。
体高というのは垂直方向の高さで、犬の場合「4足で立った状態での地面から肩までの長さ」を指します。
体高を測る際には地面から頭までではなく、肩(キ甲：肩の一番高い部位)までなのが注意点です。
※体高と似た言葉で「体長」がありますが、体長は胸からお尻部分までの長さで、こちらも頭やシッポは含めません。
スコティッシュテリアの体高
JKC(ジャパンケンネルクラブ)の説明によると、スコティッシュテリアの体高は25.4cm～28cmとなっています。
飼い犬の飼育書も概ねJKCの記述に従っているため、上記の範囲内で体高が記載されています。
なお、体長は個体差があるため、必ずしも上記のサイズではなく、それ以上それ以下の場合があります。
スコティッシュテリアの中には、平均的なサイズよりも大きい個体や小さい個体も存在しています。
脚は短いため、小型犬では低め
スコティッシュテリアの身体的特徴として「短脚」がよく挙げられます。
小型犬でも30cmを超えるのが多い中、スコティッシュテリアは短い脚のため、体高は低めです。
また、スコティッシュテリアは頭が大きく、面長な顔なので、身体全体では小型犬としても大きくなっています。
しかし、前述した通り、体高は頭の高さまでは含めないため、低い種類に分類されます。
スコティッシュテリアの体重
スコティッシュテリアの体重はおよそ8.6kg～10.4kg程度です。(JKCの犬種説明より)
※ドックショーなどで規定されているサイズのため、家庭用のスコッチテリアでは上記範囲ではないケースもあります。
小型犬でメジャーなトイプードルやダックスフンドなどに比べると、体重は重くなっています。
大きめのスコッチテリアの個体では、体重が10kgを超えることもり、抱っこする負担も大きいです。
筋肉質で顔も大きいため、小型犬では重い
小型犬の中では、スコティッシュテリアは体高に比べ、体重が重たくなっています。
体高の割に体重が重い理由としては、以下の2つが挙げられます。
- 身体全体が筋肉質でガッチリしている
- 顔が面長で頭部が大きい
小型犬は脚も細くて華奢な犬種が多いですが、スコッチテリアは太いです。
胴体部分も幅があるので、その分重さもあります。
さらに、大型犬に匹敵すると言われるサイズの頭部なので、身体全体の重量も増します。
まとめ・終わりに
今回、スコティッシュテリアの体高と体重という大きさについて紹介しました。
犬の大きさは「4足で立った状態で地面から肩・背中の垂直方向の長さ」の体高を表します。
小型犬、中型犬、大型犬の中では、スコティッシュテリアはサイズ的には小型犬に分類されます。
短脚なのと体高には頭までは含まれないので、小型犬の中でも体高が小さめです。
しかし、脚や胴が筋肉質でがっしりしていて頭部が大きいので、体重は小型犬でも重い方です。
スコティッシュテリアを小型犬と思っていると、抱っこすること、意外と大きいことに気づきます。
スコティッシュテリアがどれぐらいの大きさか、ぜひお迎えの前に知っておいてください。
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