愛犬の留守番中の退屈・ストレス軽減法!知育玩具や散歩がオススメ!留守番が鬱病の原因?

仕事やお出掛けなど愛犬を家に残し外出をする時、ワンちゃんが寂しそうな顔をするので後ろめたい気持ちになりますね。

帰宅した時に大喜びをしてくれる姿は嬉しいものの、留守番中の愛犬の様子がとても気になります。

実は犬にとって何よりのストレスの原因は退屈だともいわれています。

今回は愛犬が留守番で感じる退屈を少しでも解消できる方法を紹介します。

飼い主がいないお留守番は犬へストレス

仕事や買い物のため、家を留守にすることは少なからずあります。

犬を飼っている場合、その間はお家で留守番してもらうケースが多いです。

お留守番して退屈そうなフレンチブルドッグ

ただ、家族である飼い主がいない状態で、留守番している犬にはストレスがかかります。

一緒に過ごしたりかまってくれる飼い主がいないと、犬は退屈に感じてしまうからです。

旅行などであれば、愛犬を一緒に連れて行くまたはペットホテルに預けるもありますが、日中の外出では難しいです。

だからこそ、犬が退屈でストレスを感じないよう、お留守番させるのに工夫が必要になります。

犬用知育玩具で昼ごはん&オヤツタイム

留守番時間を少しでも有意義に過ごしてもらうには、知育玩具の活用がオススメです。

知育玩具とは、専用のオモチャの中にドッグフードやオヤツを詰め込み遊ばせるアイテムです。

動かすとおやつやエサが出てくる犬用の知育玩具

愛犬はオモチャから漂うおいしそうな香りに夢中になり、なんとか中身を取り出そうと夢中になります。

頭をフル回転させて遊んでいると、お腹がいっぱいになるだけでなく、なんだかウトウト眠くなります。

これは知育玩具が持つパズル効果のおかげです。

私達も勉強や読書で頭をフル回転させるとなんだか疲労感を抱くのと同じ仕組みです。

中身のドッグフードやオヤツを食べきるころには愛犬も眠気を覚え、昼寝をしている間に退屈な留守番時間が過ぎていきます。

お出掛け直前に愛犬の大好物のオヤツや昼ご飯分のドッグフードを詰め込み愛犬に渡しておくだけと簡単な方法ですぐにでも実践できます。

愛犬の留守番前後に思い切り運動を

犬は1日15時間以上も睡眠をとることがあります。

犬の睡眠は浅く、人間の様に熟睡することはありません。

眠っていても些細な物音や気配を察知すれば瞬時に起き上がるため、浅い眠りを長時間とる習性があります。

この習性を上手に活用し、留守番の前後に愛犬を思い切り運動させ、疲労させるという方法も退屈さ解消に効果的です。

お留守番の前に散歩などでしっかり運動して、お留守番中はお昼寝タイムにするのがオススメ

留守番前に思い切り体を動かし、留守番中は疲労回復のために昼寝をしてもらうというサイクルなら、愛犬も過度なストレスを抱えずに済むでしょう。

犬にとって十分な運動とは単に長時間歩くだけではありません。

犬友達とじゃれ合い遊んだり、全身の力を振り絞ってオモチャの引っ張り合いをしたり、瞬発力を発揮するようなダッシュも効果的です。

短い時間でも効率的に体を動かすことで十分な運動量を消化し、体力を消耗できます。

もちろん長時間の留守番の後も同様に十分な運動をさせてあげましょう。

家に居る時間はゆっくり体を休める時間、外に出掛けた時は思い切り運動ができる時間と生活にメリハリをつけると退屈さから起こるメンタルの不調の予防にもつながります。

ペットの幼稚園サービスもたまには活用を

忙しい毎日の中で朝夕に十分な散歩の時間を作ったり、休日を愛犬の為だけに時間を避けないという方も多いでしょう。

毎日長時間留守番をして過ごす愛犬を前に罪悪感に包まれてしまっていませんか?

抱っこされて安心した顔を見せるスコティッシュテリア

実は今、同じ様なお悩みを抱えている飼い主さんは想像以上に多いです。

解決策が見つからないとお悩みの方は、ぜひペットの幼稚園や保育園サービスの利用がおススメです。

ペットの幼稚園とはその名の通り、日中に愛犬を預かり運動やトレーニング、トリミングを行うサービスです。

利用中は他犬と遊んだり、散歩に出掛けたりと元気いっぱいに過ごすことができます。

このようなサービスを週に数回でも利用することで、愛犬のストレス発散はもちろん運動不足解消や家族の気持ちのケアにもつながるでしょう。

ペットの幼稚園は今や全国各地に広がる人気サービスです。

送迎付き施設も多いので、ぜひ自宅近くの幼稚園情報をチェックしてみてください。

犬の多頭飼いも留守番の退屈問題解消に効果

多頭飼いも留守番中の退屈さや不安、寂しさの解消に効果は期待できます。

愛犬を1頭ではなく多頭飼育することで留守番中の寂しさを軽減

ただ愛犬と新たな犬との相性の問題もあり、必ずしも家族が期待する関係性になるとは限りません。

多頭飼いを始める時は十分に検討し、お世話や運動の手間暇はもちろん、それぞれのペットに十分な生活スペースを確保できるかも考えておきましょう。

マイク付きWEBカメラは賛否両論

ペットの留守番といえばマイク付きWEBカメラが話題です。

外出先からスマホの操作で愛犬に声をかけることやオヤツを与えることができる高機能製品がたくさん販売されています。

外出先からでも犬に話しかけられるネットワークカメラとマイクは賛否両論

でも一見すると便利なアイテムですが、このような機能が必ずしも愛犬の退屈さ解消につながるとは限りません。

なぜなら愛犬は、家族が外出したことを理解し、家の中には誰も居ないと思って過ごしているからです。

にもかかわらずマイクから家族の声が聞こえてくると、家の中を探せば家族がいるのではと勘違いをしてしまいます。

家族の傍に行きたい、家族に会いたいと必死に愛犬が探し回っても家族は当然留守ですから、愛犬は混乱してしまいます。

便利な機能や製品はその反面、愛犬への新たな負担となることも知っておいてください。

まとめ・終わりに

今回、愛犬が留守番しているときの退屈さを解消する方法について紹介しました。

毎日長時間の留守番や退屈、運動不足は愛犬に様々な不調をもたらします。

犬も人間同様にストレスから鬱病を発症することも近年注目を集めています。

愛犬も家族もできる限りストレスフリーで暮らすために、愛犬の留守番中の退屈さ解消に取り組んでゆきましょう。